AI-CON Proで検知したリスクポイントの数と、リスクの表示のある条文の数が一致しないことがあります。
<例>
WordアドインのAI-CON Proでプレイブックを参照すると、上部の「リスクポイント」は「5」と表示されています。
これは、5件のリスクが検知されているということです。
しかし、プレイブックの条文を見てみると、「リスク」のアイコンがついている条文は4つしかありません。
「リスクポイント」の部分をクリックすると、リスクが検知されたプレイブック条文のみの表示になりますが、ここでも4つです。
■原因
プレイブックの1条文が、審査している契約書の複数の条文にマッチしており、かつその複数の条文でリスクを検知すると、このように表示されます。
<例>
上記の例で、実際に検知されたリスクを確認します。
プレイブックの「秘密情報」の条項、「損害賠償」の条文、「違約金」の条文は、プレイブック条文からフォーカスすると、審査している契約書に太字になっている条文があり、この点がリスクだとわかります。
「秘密保持」の条文も同じようにフォーカスすると太字になっています。
しかしこちらは、フォーカスの隣に「2」という赤いアイコンがあります。
これは、「このプレイブックの条文が、審査している契約書の2つの条文にマッチしている」というマークです。
フォーカスボタンをもう一度クリックすると、審査している契約書の別の条文にもマッチしており、こちらでもリスクを検知していることがわかります。
このように、プレイブックの条文が複数の審査契約書にマッチしていて、それぞれでリスクを検知している場合は、リスクポイントの数とリスクになっている条文の数が一致しないことがあります。
数にズレがある場合は、見落としているリスクがないかご確認ください。
以上です。