GVA assist は、理想的なひな型である「プレイブック」との比較・参照によって、契約審査の「読む・直す・ドラフト作成」をアシストします。
ブラウザ版は審査をする契約書ファイルをGVA assistにアップロードして使用します。
修正をブラウザ上で行うことはできませんので、修正を行いたい場合は、別途Wordファイルを開く必要がございます。
使い方動画
※画面が小さくて見にくい場合は、動画の歯車マークの右にある全画面モードで大きな画面にしてご覧いただけます。
ブラウザ版 GVA assist ログイン
(↑からアクセスしてみましょう)
【ブラウザ版】使い方
契約書をアップロード
プレイブックを選択
審査画面の構成
リスクのある箇所をチェック
フォーカスボタンをクリック
プレイブックを参照
不足条文を確認
確認済みのチェックボックス
1.契約書レビュー機能
①契約書をアップロードする
左側メニューの「契約書レビュー」をクリックし、レビューしたい契約書をアップロードします。下部には、過去にアップロードした契約書が表示されています。

レビューできるのは、次の形式のみです。
Wordファイル(docx、doc形式)
※変更履歴やコメントが入ったままでもアップロード可能ですが、コメントは消え、変更履歴は確定版で表示されます。
PDF
(ご利用頂けるファイルサイズは4.0MB以下となります。)
※PDFファイルがご使用いただけない場合は、「Microsoft Print to PDF」という機能を使用してPDF化している可能性があります。
そのファイルの場合はGVA assistではご利用いただけませんので、それ以外のPDF化ソフトをご使用の上、GVA assistにアップロードをお願いいたします。
詳しくは以下をご覧ください。
②プレイブックを選択する
レビュー時に参照するプレイブック(理想のひな型・ノウハウ)を選びます。
『おすすめから選ぶ』
(Step.1)アップロードされた契約書の内容から、参照するのに適したプレイブックがオススメされます。
(Step.2)左側の契約書の『自社の立場』を選択します。
(Step.3)該当のプレイブックから、審査したい契約書の内容と比較・参照したい内容のプレイブックを選択します。

プレイブックの検索方法は、その他に『一覧から探す』方法があります。
ご自身が探しやすい検索方法にてプレイブックを選択してください。
参照するプレイブックを選んだら、『契約書審査を開始する』を押して審査を始めます。
(さあ、ここからが本番。契約審査を始めましょう!)
<審査画面の構成 /左側と右側の関係>
レビュー画面は、左側で『読む』、右側を使って『直す』、という構成で設計されています。

③左側を『読み』、注意して検討すべき箇所を発見する(リスク検知)
1条から順に読んでいきます。注意して検討する必要がある箇所をリスク検知機能が知らせてくれます。検知した箇所には、「リスクタグ」(リスク単語/不足単語)が表示されています。

リスク検知機能によるピックアップは、「リスク単語」「不足単語」の2つの観点があります。
「リスク単語」
審査対象の契約書に入っているとリスクになり得るワード、注意して検討した方がよいワードがピックアップした場合に表示されます。
「不足単語」
審査対象の契約書に欠けている要素がある場合に表示されます。
④ 「フォーカス」ボタンをクリックする(左→右を繋ぐ)
レビュー契約書を1条から読み進めていき、詳しく確認したい条文があれば、青い四角のフォーカスボタンをクリックします。
選択した条文に対応する参照すべきプレイブックの条文が表示されます。(下図参照)

⑤ナレッジ画面を使って『直す』(プレイブックの参照)
フォーカスに従い右側をクリックすると、ナレッジ画面に遷移します。
ナレッジ画面は、『推奨条文』、 『オプション条文』、 『解説』 タブからなり、適した修正例などを提示することで、「直す」作業をアシストします。

『推奨条文』タブ
「チェックポイント」と「推奨条文」を参照できます。GVAプレイブックでは、次の内容を参照・活用できます。
『チェックポイント』:条文の中の着眼点と推奨する『修正方針』
『推奨条文』:チェックポイントの方針を踏まえた『修正条文例』『オプション条文』タブ
複数の「オプション条文」カードを参照できます。GVAプレイブックにおけるオプション条文の位置づけは次のとおりです。
・推奨条文よりも譲歩した条文例
・取引条件などに応じた別パターンの条文例『解説』タブ
条文の解説が確認できます。GVAプレイブックでは次の内容を記載しています。
・チェックポイント記載の着眼点について、どの程度譲歩できるか。
・法令等を引用した条文の根拠、背景。
テキスト簡易コピー(テキストの入力作業を省略する)
プレイブックで活用したい条文案やテキストの上でワンクリックするか、コピーしたい範囲をドラッグして選択してみてください。その条文の文言がコピーされます。
契約書の直したい箇所にペーストすることで、テキスト入力作業を省略できます。
ⅰワンクリックコピー(全文コピー)
「不足条文」とされた条文などを、条文丸ごとレビュー契約書に挿入する際に便利です。

ⅱ選択範囲コピー(選択部分のみコピー)
レビュー契約書の内容に不足や変更したい点がある場合、必要な部分のみをプレイブック
の条文からコピーする際に便利です。
⑥不足条文を確認する(『仕上げる』負担を軽く)
『不足条文』では、レビュー契約書(左側)に不足しているプレイブックの条文を知ることができます。★マーク(重要マーク)の有無を目印にして、不足している条文を補いましょう。

(前述のワンクリックコピーを使ってみてくださいね!)
⑦チェックした条文に「確認済み」チェックを付ける
ちゃんと確認したい条文を見終わったら、左下の「確認済み」ボックスをクリックしてみてください。

この機能を使って、審査のやり残しを防ぐことができます。
『確認済み』を押した項目は、プレイブック全体で一目で確認ができます。

契約書レビューの基本的操作方法は以上です。
これで、作業に余分な時間をかけずに、的確なレビューを進めていくことができますね!
2.条文検索機能(条文作成の手間を省く)
そのキーワードが含まれる条文をキーワード検索することができます。
数百種類のプレイブック条文やストック条文からお目当ての条文を検索して、レビュー・ドラフト時に活用することができます。
利用シーン
修正の方向は分かっているが、条文作成が面倒なとき
(例:反社条項を追加したいが、一から作成するのは面倒だな・・・)特定の条文につき、複数の条文パターンを比較・参照したいとき
(例:表明保証のパターンを見比べたい場合など)
左側メニューから、「条文検索」をクリックしてください。

詳しい使用方法は↓をクリック
3.ひな型ダウンロード(契約書の作成)
400種類以上のGVAプレイブックや管理画面からアップロードした自社ひな型を、Wordファイルでダウンロードすることができます。
自社ひな型を用意していない類型のドラフトが必要になったら、こちらから適した契約書ひな型を見つけてゼロイチの負担を軽くしてください。
①「ひな型ダウンロード」をクリックし、キーワードで検索するか、表示されている契約書の類型を選択し、必要な契約書を探します。

➁自社の立場→契約書の順に選択し、「ダウンロードする」をクリックすると、Word形式で契約書がダウンロードできます。

※末文、記名押印欄はついておりませんので、追記してください。
※別紙等が必要な契約書がありますのでご確認ください。
4.新旧文書比較
2つの文書間における内容の差分を見つけてくれる機能です。

★ポイント★
異なるファイル間での比較も可能です。(WordファイルとPDFファイル)
差分を「新旧対照表」の形で表示させることで、差分が一目で分かりやすくなっています。
比較結果をコピー&ペーストしてWordに貼り付けることができ、「新旧対照表」をそのままの形で作成することが可能です。
詳しい使用方法は↓をクリック
以上、基本的な使い方についての解説でした。さっそくGVA assist にアクセスしてみましょう!
・
・
・
【appendix】
◆左右幅の調整◆
左側の右側の表示幅を変更できます。自分の見やすい幅に調整することができます。

◆GVA assist プレイブックと自社プレイブック◆
プレイブックには「誰が作ったものか」によって、「GVAプレイブック」と「自社プレイブック」の2タイプあります。

◆『おすすめから選ぶ』以外のプレイブック検索方法◆
「おすすめから選ぶ」のほかに、「一覧から探す」という検索方法があります。
キーワードで検索するか、一覧から類型を選んで、プレイブックを選択します。

◆プレイブック決定前に、プレイブックひな型をプレビューする方法◆
プレイブックのタイトル上でマウスをとめると、『全文を確認する』リンクが表示され、プレイブックひな型を確認することができます。
◆アラート用語解説◆
『全条文』・・・選択したプレイブックと比較した全ての条文が確認できます。
『不足条文』・・・審査対象契約では欠けているプレイブックの条文が確認できます。
『リスク単語/条文』・・・ピックアップされたリスク単語/条文の数が確認できます。
『不足単語』・・・ピックアップされた審査対象契約で不足している要素が確認できます。
(詳しくはこちら)
◆フォーカスの複数マッチ◆
フォーカスした条文に対応するプレイブックが複数ある場合は、該当する条文タイトル(下図参照)が青枠となり、下部に該当件数が表示されます。

◆フォーカスの複数マッチ②◆
複数の条文がマッチした場合は、フォーカスマークの横にマッチした件数が表示されます。
フォーカスを件数分クリックすると、審査契約書の対象条文に移動します。

◆アドインの条文から対応する審査条文へのフォーカス(逆フォーカス)◆
反対に、プレイブックの条文で確認したい項目がありましたら、条文タイトル横の「+」マーク(カーソルを近づけると「フォーカス」というチップ表示がされます)の部分を押してください。

審査契約書の対応する条文タイトルにフォーカスが当たります。
◆契約書の修正はどこで行うのか?◆
現在、ブラウザ版GVA assist には契約書編集機能がありません。
ブラウザ上で契約書自体の修正・コメントの追加などはできませんので、別途Wordファイルで行ってください。
◆PDFでアップロードした契約書をWordでダウンロード◆
アップロード一覧よりWordでダウンロードができます(インデント、フォント等は元のPDFと同じではありません)。

◆前回の審査結果をもう一度見るには?◆
アップロードしたレビュー契約書をクリックすると、前回レビューに使用したプレイブックが自動的に表示されます。
◆審査ステップごとの機能とコンテンツ◆
下記機能・コンテンツを参照して契約審査を行います。
<読む>
・リスク検知(リスク単語/不足単語)
<直す>
・フォーカス機能
・チェックポイント
・推奨条文
・オプション条文
・コピー
<仕上げる>
・不足条文検知+追加
(※形式チェック機能はWordアドイン版のみになります。)
以上になります。